姿勢deヘルスケア

一生歩ける身体作りのお手伝い

将来の健康は子どもの頃が大切

運動器検診ご存じですか

子どもたちの学校が始まる新年度
健康診断が行われますね。

 

ご家庭に持ち帰るプリントの中に
『運動器に関する保健調査票』
をもって帰ってくると思います。

 

親御さんから
「調べ方がよく分からない。」

「これで見方が合っているのか分からない。」

「そんなのあったかしら?適当にチェックした。」

というお声をお聞きします。

 

運動器検診



この調査がなぜ行われるようになったのか?

 

 

雑巾がけで顔をぶつけた。
転んで歯を折った。
など・・・

一昔前では考えられなかったことで
ケガをする子どもたちが急増しています。

 

早期に体の異常を見つける
ために始められました。


2014年に学校保健安全法
施行規則の一部を改する省令
文部科学省令第21号)が交付され
「四肢の状態」を必須項目として
加えるとともに、「四肢の形態及び
発育並びに運動器の機能の
状態に注意すること」が規定されました。


2016年からの学校の健康診断では、
四肢の状態を含めた
運動器全体の検査が始まりました。

 

※運動器とは、
骨・関節・筋肉・靭帯・腱・神経など
体を動かしたりする器官の総称。

(公益財団法人日本学校保健会 
子どもの運動器の検査より一部抜粋)

 

対象学年は、小学校1年生から
高等学校3年までの全学年です。

 

現状の問題点

問題を早期に発見することは
良い取り組みだと思います。

 

しかし、保護者の意識の低さや
校医の専門分野外の知識の不十分さなど
発見が遅くなるという問題があります。

 

校医の先生は内科医が多く、
外科分野である知識は十分でないことや、


問題ありとされて
専門医を紹介されても、
診断範囲が限定的で
予備軍に対しては指導など
されないことが多いのが現状です。

 

「まだ大丈夫です。もっと悪い人はたくさんいます。
悪くなったら来てください。」などと言われ、
保護者としては不安になるしかありません。

 

お子さんに「姿勢良くしなさい」
と言って注意するしかないのです。

 

予防が最大の治療法

悪くなる前に予防方法や
改善方法が分かれば、
無駄に不安になることもありません。

 

私たちは地域の健康支援センターとして
姿勢のお話をさせていただくこともできます。

 

運動器検診の見方を教えることや、
姿勢について正しい知識を
お話したりすることもできます。

 

 

そうした健康を維持していくための
姿勢のお話もできます。

 

姿勢は未来の子どもたちの
健康や人生に影響します。

 

大人の私たちも寝たきり予防にも
役立てることができます。

 

 

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お問い合わせ

 

KCSセンター大阪/福島院

姿勢調整師 馬場有

 

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